著名誌で最高得点を獲得した、ポルトガルを代表する逸品

キンタ・ドス・ロケスは、ポルトガルのダン地方中心部ネラスの北東に位置し、エストレラ山脈の南斜面に40haのブドウ園を所有するワイナリーです。

こちらは、キンタ・ドス・ロケスの先進性をワイン市場に示した記念碑的なキュヴェです。初リリースの1996年ヴィンテージは、ワイン&スピリッツ誌1999年6月号の「ポルトガル・ヴァラエタルワイン特集」において、出品された全40アイテム中最高得点の94ポイントを獲得しました。また、その後のポルトガルのワイナリーが次々と単一品種ワインを手掛ける契機にもなったワインです。

平均樹齢20年の樹から手摘み収穫されたブドウは、選ばれた酵母を用いて28℃～30℃のステンレスタンクで発酵し、18日間の醸し発酵を行います。その後225Lのフレンチオーク樽で18カ月間樽熟成を経て、珪藻土フィルターで軽く濾過しボトリングされます。

しっかり熟した果実香に合わせて、わずかに松の葉のようなハーバルのニュアンス、充実した果実味も口内に広がる仕上がりとなっています。