50年以上の歳月を経た歴史を物語る1962年！

サドヤワイナリーは、江戸時代より続く「油」佐渡屋を、1909年(明治42年)に洋酒・ビールなどの代理店「サドヤ洋酒店」に転業し始まりました。1917年(大正6年)には、「日本で栽培したブドウで世界品質のワインを」との思いから、6代目今井精三がワイン醸造販売を手がけるサドヤを創業しました。

サドヤ農園のカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを使用したこちらは、国産ワインがここまでしっかりと熟成することに驚きと感動を与えてくれます。1962年は、降水量が非常に少なく、日照に恵まれ、ブドウがしっかりと成熟したグレートヴィンテージです。

レンガ色を帯びたルビーの色調は50年以上の歳月を物語ります。凝縮感のある果実味とおだやかに溶け込んだタンニン、やわらかな酸が抜群のバランスで調和しています。しっかりとしたボディは、凛としながら調和のとれた味わいで、深い感動へ導きます。

日本のワイン造りの歴史を物語る、日本ワインのピラミッドとして記憶される、逸品です！