調和と個性を両立したピノ・ノワール

1990年に設立された小さな家族経営でありながらも、冷涼な気候を活かしたプレミアムワインを生産しています。

ブドウ栽培は、剪定から収穫に至るまですべて手作業で行います。徹底した有機農法にこだわり、害虫対策のためにホロホロ鳥を飼うなど、生態系を大切にしたブドウ造りを進めています。現在ではバイオダイナミックも取り入れ、タスマニアの恵みを詰め込んだワイン作りを実践しています。

熟したダークベリーと繊細な花の香りが漂い、リッチな味わいながらも、バランスを保つタンニンが全体をまとめてくれます。熟成に使用する全体の約35％は新樽のフレンチオークを使用しており、ブドウそのものの15％は、除梗せずに発酵させることで色に深みを出し、よりナチュラルな仕上がりを演出してくれるのです。

ステファノ・ルビアナが目指す、まさに女性的なピノ・ノワールのスタイルと言うべき1本です。