リースリング銘醸地が生み出す繊細な味わい

ジム・バリーは1973年にジム・バリーと妻のナンシーによってクレア・ヴァレーにワイナリーを設立。その後、1974年のファースト・ヴィンテージを皮切りに数々の素晴らしいワインを世に出しますが、2004年に他界。家族経営のワイナリーは息子達の世代に引き継がれ、今は孫たちも含め、ジム氏の伝統を受け継いだワイン造りを行っています。

クレア・ヴァレーで最も標高が高い海抜480mに位置し、鉱物的でミネラル豊かなリースリング栽培に最適なロッジ・ヒルの畑のブドウを使用。残糖が1L当たり2g以下というドライで繊細なスタイルのリースリングを生む世界でも数少ない地域の一つです。

グリーンがかった淡い麦わら色。グァバやストロベリーの香りにバラのニュアンスが感じられます。パッションフルーツ、レモンやライムなどの柑橘系の凝縮した風味が口の中に広がり、シャープな酸が全体を繊細ですっきりとした味わいに仕上げています。