デラタイトDelatiteアッパー・ゴルバーン地方のパイオニアデラタイトは、1968年にヴィクトリア州のアッパー・ゴルバーン地方に初めてブドウを植えたパイオニア・ワイナリーです。6世代にわたりアッパー・ゴルバーン西部で放牧と種子生産産の事業をしていたロバート&ヴィヴィアン・リッチー夫妻は、南オーストラリアワイン産業界の伝説的な存在で、友人でもあるジム・アーバインから、自分たちのなだらかな牧草地が将来、素晴らしいブドウ畑になるだろうと助言を受け、デラタイト地区にブドウを植えました。 その後、1974年から1981年までブラウン・ブラザーズにブドウを販売していましたが、1982年にワイナリーを興し、自社ワインを手掛けるようになりました。2005年から息子のデイヴィッドがワイナリー事業を引き継ぎ、冷涼気候を活かしてワインが造られています。また、すべての畑をバイオダイナミック農法に切り替え、ルドルフ・シュタイナーの提唱による太陰暦に基づいた農業暦に従って種まきや収穫などを⾏う他、肥料としては⽜糞や⽔晶粉などを畑に撒いています。 さらにクオリティを追求した新しい展開デラタイトは、アロマティックな白と⾚のブレンドワインで広く知られていましたが、2006年からピノ・ノワールとシラーズに⼒を⼊れるようになりました。2012年にはブドウ栽培を始めて45年、また自社でワインを造り始めて30年を迎え、「エステート・レンジ」に加えて、さらなるクオリティを追求した「リザーヴ」と「ハイ・グラウンド」のリリースを始めました。「ハイ・グラウンド」は、自社畑のブドウとワイナリーから50km圏内のストラスボギーおよびマンスフィールド付近にあるキング・ヴァレーの契約畑のブドウから造られ、「リザーヴ」と「エステート」は100%自社畑のブドウから造られます。 |
デラタイト Delatite
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