ローヌを連想させるエレガントで繊細な赤

アルクーミは、1971年にマーヴとジュディ・ラング夫妻によって設立。2010年にラング夫婦の娘であるサンディと彼女の夫のロッドが、高品質なブドウ栽培とワイン造りの伝統を守り続ける使命を受け、オーナーとして後を継ぎました。

西オーストラリア州南部のフランクランド・リヴァー地区のブドウを使用。2017年は、夏の夜間の冷え込みと、乾燥した秋のおかげでブドウの風味が最大限にまで高められました。フランス北部ローヌ地方の伝統的手法同様にシラーズとヴィオニエを混醸し発酵することによりエレガントで繊細な特徴が加えられています。熟成はフランス産の樽を使用して18カ月間行われます。

紫がかった深紅色。ペッパーやほのかなドライハーブの香りとともに、スミレやブラックベリーのアロマが立ち上がります。チョコレートやスパイスのニュアンスにレッドチェリーの風味が感じられ、噛みごたえのあるタンニンが余韻の長さをワインに与えています。