ヴァリ・ヴィンヤーズVALLI Vineyardsセントラル・オタゴにおけるピノ・ノワールの先駆者セントラル・オタゴのピノ・ノワールの先駆者グラント・テイラーが、オタゴのサブリージョンの個性の違いを映し出すために立ち上げたのがヴァリ・ヴィンヤーズです。ヴァリの当主グラント・テイラーは、世界最南端のワイン産地セントラル・オタゴについて、あるいはセントラル・オタゴのピノ・ノワールについて語るのに欠かせない人物です。カリフォルニアで経験を積んだ後、1993年に故郷のセントラル・オタゴへ帰り、当時はほとんど目にかけられることのなかったセントラル・オタゴでピノ・ノワールの栽培に取り組みました。複数のワイナリーでワインメーカーを務め、彼の手掛けた多くのピノ・ノワールが続々と国際的な賞を獲得。その結果、いくつかの稀少銘柄が渇望されるようになり、セントラル・オタゴはニュージーランドを代表するピノ・ノワールの産地として世界中に知られることとなりました。今では1700haものブドウ畑が存在しています。 1993年当時はほんの20haしか畑はなかったのだというのですが、そのグラント・テイラーが、1998年に自らのワイナリーを立ち上げました。ワイナリー名は、ニュージーランドへ移住してきた曾祖父ジュゼッペ・ヴァリに敬意を表して「ヴァリ」と付けられました。2006年からは他社のワインメーカーを辞し、自らのワイナリーに専念していますが、ここでの目的は、セントラル・オタゴのサブリージョンによる違いをワインに映し出すこと。拠点のギブストンの他に、バノック・バーン、ベンディゴ、そして新進の産地ワイタキの4カ所のピノ・ ノワールを造り、相変わらず数多くの賞や高評価を獲得し続けています。 |
ヴァリ・ヴィンヤーズ Valli Vineyards
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