ブラック・エステート　ホーム　ピノ・ノワール　2020

奥行きのある重層的なピノ・ノワール

ブラック・エステートは、ニュージーランド南島ノース・カンタベリーのワイパラ・ヴァレーに位置するワイナリーです。1994年に、ラッセル・ブラックがオミヒにピノ・ノワールを植えたことから始まり、その後2007年になるとロッド・ナイシュとその家族が所有者となりました。現在はロッドの娘であるペネローペと結婚したニコラス・ブラウンがワインメーカーを務めています。

ダミヒにあるブラック・エステート・ヴィンヤードのピノ・ノワールを手摘み。95%を除梗し自生酵母で発酵させた後、10%の新樽を含むフレンチオークの小樽で12カ月熟成させています。

濃いめのルビー色に、スミレ、熟したプラムのアロマに、シナモンなどのスパイシーなニュアンス。豊かな果実味とともに、きれいな酸、きめ細かいタンニンとミネラル感が調和を保つています。奥行きのある重層的な味わいで、果実の余韻は長く、魅力溢れる味わいです。