パーカーのボー・フレール(義理の弟）

世界的ワイン評論家ロバート・パーカーの義弟がオレゴンでピノ・ノワール専門に造るワイナリー「ボー・フレール(義理の弟)」！　オーナーとしてロバート・パーカーも名を連ねています。

オーナー兼ワイン・メーカーのマイケル・エッツェル（パーカーの妻パットの弟＝パーカーの義弟）は、1986年にオレゴン、ウィラメット・ヴァレー、リボン・リッジにピノ・ノワールに最適な土地を見つけ、世界的な評価を受けるピノ・ノワールを作ろうと義兄パーカーとともに購入しました。30エーカーの南東・南西方向を向いたきつい斜面で、ウィラケンジー土壌と呼ばれる細かく裂けた砂石を含む、水はけの良い堆積土壌です。1988より植樹を開始し、1991年が初ヴィンテージとなりました。

ブルゴーニュのワイン造りを模範とし、樹間を狭くして収量を極力制限し、自然酵母中心で発酵させます。新樽比率は高く、酸化防止の亜硫酸添加は最低限とし、清澄濾過も行いません。

凝縮した果実味を持ち、洗練された上品な味わいはオレゴンワインの特徴でもありますが、目を閉じて飲むと、まるでリシュブールのような華やかな香りや、熟成による腐葉土の香りが感じられます。ブルゴーニュのグラン・クリュクラスのピノ･ノワールに匹敵する味わいです！　熟成による複雑な香り、味わいの変化が楽しめるブルゴーニュタイプを目指しているのがよくわかるワインです。　実際試飲をしてみると、そのブルゴーニュテイストに驚きを隠せません！　義兄、ロバート・パーカーの名に恥じず、またそこに踊らされる事の無い一流のワイン生産者である事が分かります。