世界最年少オーナーが手掛けるピノ・ノワール

ブルックスは、オレゴン州で最も早くバイオダイナミック農法の実践を始めたジミー･ブルックスが1998年に興したワイナリーです。また、ジミーは複数のワイナリーのヴィンヤード・マネジメントも兼任しており、オレゴン州を代表するヴィンヤード・コンサルタントとして大変注目されていましたが、2004年8月若くして心不全のため逝去します。現在では、息子のパスカルが世界最年少のオーナーとしてワイナリーを運営しています。

こちらはウィラメット・ヴァレーにまたがる複数の契約畑と、エオラ・ヒルズの自社畑のブドウを使用しています。3～7日間の低温浸漬と17～24日間の自然発酵を行い、フレンチオーク樽で10カ月熟成させます。

透明感のあるルビー色を放ち、スモモと爽やかなチェリー香が立ち昇ります。若々しくフレッシュなレッドチェリーの果実味と、生き生きとした酸味が口内に広がり、乾燥バジル、オレガノ、タイムのハーブとほのかな紅茶のニュアンスが味わいと余韻に伴います。