複雑な地質から生まれる力強くも濃厚な1本

J.クリストファーは、最近ウィラメット・ヴァレーに設立されたばかりのワイナリーです。古いフランス式の醸造方法にこだわり、灌漑は行わず、天然酵母を使用するなど、ナチュラルで土壌のテロワールやテクスチャーがはっきりと感じられるワイン造りに取り組んでいます。

こちらは粘土質火山性土壌の5つの畑からとれるブドウを使用しています。暑く乾燥した2015年は芽吹きや開花が早く始まり、成熟期の最終段階で糖度の上昇が抑えられたことで、暑かった年にも関わらず、テロワールの特徴を表現したエレガントなワインに仕上がりました。

醸造は、225Lのバリック(新樽25％)で19カ月間コラージュをせずに熟成させています。火山性土壌からくるピュアでしっかりとしたストラクチャーを持った豊かな風味のワインに仕上がっています。