母に捧げたキュヴェ

ケイ・ヴィントナーズは、ヨーロッパで11年間ロックバンドのマネージャーを務めていたチャールズ・スミスがわずかな資金からスタートさせたワイナリー。違いのわかるこだわりを持った消費者へアピールするよう、生産は極少量です。ワイン・アドヴォケイトなど著名な評価誌から常に高い評価を獲得しています。

リバー・ロック・ヴィンヤードは、2001年からダナ・ディブルが栽培・所有しているブドウ畑です。ワラ・ワラ・ヴァレーで最も暑い地域で、丸石に覆われて水捌けが非常によい土壌となっています。

収穫後は100％除梗し、破砕せずに果粒のまま天然酵母で発酵させます。その後41日間のスキン・コンタクトを経て、新樽25％のパンチョンと新樽40％のバリックで22カ月間熟成させます。

2014年は早期の春到来を始め、夏の長い好天と夜の冷気により素晴らしい酸が生まれました。さらに、秋の気温低下によってフレーバーにより複雑味が増し、活気あふれるワインが造られました。

こちらはチャールズ・スミスの母ローマに捧げたキュヴェです。ブラックチェリーやココア、土や花など、テロワールの特色を反映し、ハーモニーとなって広がる仕上がりです。