生産量僅かな半世紀の熟成を経た味わい

エレデロス・デ・アルグエソは、スペイン北部からきたファン・レオン・デ・アルグエソが1822年に設立した家族経営のボデガです。現在は、ボデガス・ジュステグループに所属し、サンルーカル・デ・バルメーダの中心街近くに3つのボデガを保有しています。スペインワイン雑誌「VINO DE ESPANA誌」において、アルグエソ社のすべてのマンサニージャが賞を獲得するというぐらい、シェリーの品質に大変定評のあるボデガとして知られています。

1822は、「1822年創業」と「1822年から現在も使われている熟成の樽」に由来します。1822年から修理と修復を重ねて使い続けている500Lのアメリカンオーク樽を使用し、最低50年熟成が行われています。年間生産本数は500本とかなり希少な半世紀の熟成を経た逸品です。

半世紀の時を感じさせるダークゴールドの外観。クルミやアーモンドのようなナッティーなアロマに、ほんのりスパイシーなニュアンスがあります。味わいは、とても複雑でバランスが良く、体全体に染み渡りジーンとくるような長い余韻が続きます。