グザヴィエ・モノ　ムルソー　レ・シュヴァリエール　2020

鮮やかな酸と突き抜ける緊張感をもつ看板ワイン

グザヴィエ・モノは実質的に、1723年から続くムルソーの老舗ドメーヌ・ルネ・モニエです。現在、ルネ・モニエの孫娘の婿にあたる10代目グザヴィエがワイナリーの舵取りをし、若いうちから親しみやすく、熟成にも耐え得るワインを目指しています。

ドメーヌ看板畑であるムルソー村名畑シュヴァリエール。ムルソーの町の裏手、オクセイ・デュレスへと続く渓谷に横たわるリュー・ディで、2.5haを所有し、平均して50～60樽を生産しています。平均樹齢は45年以上。区画の中には3つの異なる土壌があり、それぞれ分けて醸造(新樽25％で熟成)、最後にブレンドを行います。

レ・シュヴァリエールの土壌は非常に石が多く、ワインは一般的に強いミネラルの特徴、しっかりとした酸、突き抜けるような緊張感を備えています。

「シュヴァリエールには常に大きな酸の背骨がある」と生産者が言うように、鮮やかな酸が骨格を形成し、ミネラル感と豊満な果実味が調和したドメーヌの看板ワインにふさわしい仕上がりとなっています。