フィサン随一の生産者が造るワンランク上のACブルゴーニュ

ジュラン家は、1830年頃からフィサン村でワイン造りを行っており、3代目のピエール・ジュラン氏の時に正式にドメーヌとして設立されました。フィサンでもっとも評価の高いプルミエ・クリュのひとつクロ・ナポレオンを単独所有し、フィサン村とジュヴレ・シャンベルタン村の約13haあまりの自社畑から、卓越したワインを産み出し続けています。

ブルゴーニュ・コート・ドールは2017年に認定された新しいAOCです。ACブルゴーニュよりも厳しい規定があり、コート・ドールが付記できるのはレジョナルのアペラシオンのたった18％ほどであることから、ワンランク上のACブルゴーニュといえるでしょう。

キイチゴやチェリー、リコリスなどの甘やかな香りに加え、華やかなスミレのアロマが豊かに香ります。若いうちは緊張感がありますが、熟成と共にタンニンは柔らかくなり、ほどよいコクも感じられる味わいへと変化していきます。