ギュファン・エナン　プイィ・フュイッセ　プルミエ・ジュ・デ・オー・デ・ヴィーニュ　2022

異常な凝縮感とミネラルに富む最上キュヴェ

ギュファン・エナンは、AOCマコンで唯一「ル・メイユール・ヴァン・ド・フランス」3ツ星生産者の称号を獲得、さらにはロバート・パーカー氏から5ツ星評価を得る、白ワイン造りの「鬼才」です。

ジャン・マリー・ギュファンが最も重要視するキュヴェ。クルー、プティ・クルー、レ・クレイ(1er)、シュール・ラ・ロッシュ(1er)の4区画のブレンドで、収穫は1つの畑を3～5回に分けて、完璧に熟したブドウのみを粒選りしていきます。

残念なことにシュール・ラ・ロッシュは2022ヴィンテージを最後にコミューンに戻してしまうので、これが最後となります。木樽熟成(新樽比率25%)の後、コンクリート・タンクでさらに数力月間熟成します。

洋梨、柑橘オイル、レモンのコンフィ、小麦トースト、蜜蝋、ペトロールなどの芳醇なアロマ。他のキュヴェとは一線を画す異常な凝縮感と豊富なミネラルを備えており、長く突き抜けるような酸を伴うフィニッシュで締めくくられます。10年以上熟成することでその実力が発揮される、最上の1本です。