ドメーヌ・ロワ・マージュDomaine Rois Magesブルゴーニュの公式コンクールで優秀若手醸造家賞を2度受賞コート・シャロネーズの北部に位置し、白ワインの好適地として知られるリュリー村。そのリュリー村にて父は編集者、夫は医者というワイン造りと無縁な家系の中、エノログを生業としていたアンヌ・ソフィー・デバヴェラエールは1984年に女手一つで1haの畑からドメーヌを興しました。以来こつこつと畑を買い足し続け現在リュリー、ブーズロンとボーヌに計11haを所有。 創業当初、女性醸造家はまだ珍しく苦労も多かったというが彼女の飾らず自然体である人柄を表したようなピュアかつチャーミングなワインは徐々に口コミにて広まり、「ギ・ド・アシェット」や「ベタンヌ&ドゥソーヴ」等のメディアにも頻繁に掲載されるようになりました。フランス国内向け販売が大半を占め、ドメーヌ近くにあるミシュラン3ツ星のグランメゾン、ラムロワーズにもワインを収めています。 畑では鋤き入れを行い、病害が起きた時のみ最小限の農薬で対応するリュット・レゾネを実践、醸造は優しく、ごく自然に行う。アンヌ・ソフィーは畑作業から醸造まで全てを基本的には一人で行っていたが、2009年の収穫から醸造学を修め、各地での研修を終えた息子フェリックスが実家へ戻り、2014年からは全責任を担う当主になり、母親は第一線を譲り事務仕事などの裏方へ回り世代交代を遂げています。 Groupe des Jeune Professionels de la Vigne(若い醸造家の紹介、交流を目的に設立された団体GJPV)によるコンクールで「Jeunes Talents(才能ある若き醸造家)」を2015年と2020年に受賞した経歴もあるフェリックスは母親譲りのどことなく優しさを感じさせるスタイルを継承し、更に細かいチューニングを行っています。 |
ドメーヌ・ロワ・マージュ Domaine Rois Mages
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