ティエリー・リシューThierry Richouxイランシーにおけるブドウ栽培の先駆者ロヨ・リシュー家は数世代にわたりブドウ栽培を行っています。1960年にジュヌヴィエーヴとジャン・クロード・リシューがイランシーの畑で家業を継ぐことを決意し、イランシーにおいてブドウ栽培だけに従事する先駆者となりました。その後も少しずつ畑を拡大し、顧客を増やし、ついにアペラシオン「ブルゴーニュ・イランシー」としての赤とロゼの自社元詰めが出来るまでになったのです。 1979年、彼らの息子ティエリーは、ボーヌの学校で醸造士の免許を取得し、家業を継ぐ道を選びました。現在、拡大された畑は比較的若く、新たに手を加えられています。収穫は伝統的な方法で、とりわけ細心の注意を払い、すべて手作業で選別、除梗をしながら収穫されています。2000年からはイランシー本来のテロワールを表現するため、雑草を含む畑すべてをコントロールする方法を選択し、除草剤の使用を廃止しました。父の教えを守りながら、ブドウの樹に情熱を注ぐ様々なアプローチのおかげで、近年ますます品質が上昇しています。 |
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