堅実なシャブリを造るもうひとつのドーヴィサ

ドーヴィサといえば、「ルネ・エ・ヴァンサン・ドーヴィサ」をすぐに思い浮かべる方も多いと思いますが、忘れてはならないもうひとつのドーヴィサがこのセバスチャン・ドーヴィサです。それぞれの先代、ルネとジャンが従兄弟同士という間柄ですが、ワインのスタイルは異なります。ヴァンサン・ドーヴィサがオーク樽を使用するのに対し、セバスチャンはタンク主体で、樽を使うのは1級畑ヴァイヨンの一部、ヴァイヨン・ヴィエイユ・ヴィーニュとグラン・クリュのレ・プルーズのみです。

実際に味わってみると、どのクリマもシャブリらしいミネラルがピュアに表現されています。セバスチャン・ドーヴィサは堅実なシャブリを造るドメーヌなのです。