ジャブレ・ヴェルシェールJaboulet Vercherre源流を敬いワイン造りを続けてきた生産者ジャブレ・ヴェルシェールは、1834年、アントワンヌ・ジャブレがローヌ北部のタン・レルミタージュ村に興した、「メゾン・ジャブレ」を起源とします。1881年、彼の2人の息子はそれぞれ自身のメゾンを設立する道を選び、兄のポールはメゾンを継承する形で「ポール・ジャブレ・エネ」を設立、弟のアンリ・ジャブレがブルゴーニュのボーヌに「ジャブレ・ヴェルシェール」を設立しました。 以降、「ポマール クロ・ド・ラ・コマレーヌ」、「ボーヌ クロ・ド・レキュ」、「コルトン レ・ブレサンド」等の自社畑も広げながら南北ブルゴーニュのフルラインナップを展開し、ブルゴーニュワインの歴史に燦然と輝くメゾンとなりました。また、このメゾンは彼らの源流を常に敬い、ローヌの銘醸にも大変注力していたことでも知られています。 2001年、跡取りに恵まれなかった当主は引退に伴い、畑の大部分やメゾンを、「メゾン・ルイ・マックス」に売却しました。 |
ジャブレ・ヴェルシェール Jaboulet Vercherre
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