芳醇なアロマとミネラルが融合したボリューム溢れる味わい

16世紀からピュリニィ・モンラッシェにおいてワイン造りを続ける老舗、カリヨン家。あのルフレーヴと比肩する評価を受ける父ルイ・カリヨンの引退を期に、2010年に新たに誕生したのがジャック・カリヨンです。継承された由緒正しい畑と頑固なまでの職人気質で、卓越したフィネスとエレガンスを持つワインを造っています。

2014年は、整ったストラクチャーと、テロワールを讃えるかのような美しい果実味を備えた、まさにブルゴーニュワインの原点に立ち返ったようなクラシカルな味わいとなりました。ロバート・パーカー氏も「ブルゴーニュ愛好家のためのヴィンテージ」と称えています。

牡蠣の殻や濡れた石灰石のようなミネラリーなアロマが広がり、口に含むと、爽やかな口当たりに、スパイス香がほのかに漂います。真っ直ぐと伸びる引き締まった余韻が何とも素晴らしい、ボリューム溢れる味わいです。