ギュファン・エナン　サン・ヴェラン　プルミエ・ジュ　2022

良年2015を思い起こさせるパワフルな仕上がり

ギュファン・エナンは、AOCマコンで唯一「ル・メイユール・ヴァン・ド・フランス」3ツ星生産者の称号を獲得、さらにはロバート・パーカー氏から5ツ星評価を得る、白ワイン造りの「鬼才」です。

ダヴァイエ村のクロ・デ・ポンセティ(南向き、石灰質土壌)、カレット(北東向き、粘土石灰質土壌)、レ・ コンブ(北向き、粘土質土壌)の区画。小さく凝縮していながら質の良い酸を持ったブドウから、ファースト・プレス果汁のみを使用。初めは別々に醸造してからブレンドし、木樽熟成で10カ月間、コンクリート・タンクで数力月熟成しています。

オレンジのコンフィ、アーモンドペースト、白桃のアロマ。肉付きが良く、テクスチャーのあるアタックから張りのある味わいに移行し、長く塩辛いフィニッシュで締めくくられます。例年より力強くエキゾチックで、良年2015年を思い起こさせる仕上がりです。