ドメーヌ同様にこだわり抜かれたマコンの味わい

ラ･スフランディエールは、1947年にジュール・ブレットが購入したマコン南部ヴァンゼル村のドメーヌ。3代目のジャン・フィリップとジャン・ギョーム・ブレット兄弟が、自社畑があるヴァンゼル村以外のマコン全域の秀逸なテロワールを表現することを目的として、2001年に設立されたネゴシアンが「ブレット・ブラザーズ」です。

除草剤を用いず栽培された古樹が植わる良い条件の区画を探し、果実が樹になった状態で買い取って収穫を行い、醸造もドメーヌのワインと同じように行います。

こちらは2015年より新たに手掛けたワインでヴィレ・クレッセ周辺のビュルジとサンタルバンの2つの区画から造られます。エフェメールとは「儚い、カゲロウ」を意味し、元々は1回限りの限定キュヴェの予定だったことから、1日しか生きられないカゲロウをエチケットに描いています。なめらかな果実味とミネラルが広がり、きれいな酸が全体を引き締めます。こだわり抜かれたマコンの味わいが十分に堪能できます。