ヴァンサン・ブーズローDomaine Vincent Bouzereauアペラシオンの個性を大切にしたワイン造り16世紀以来ムルソーに定住したブーズロー家は近隣に親せきが多く、甥のユベール、フィリップ、ジャン=マリー、その甥のミシェルなど、そのほとんどがブーズローの名を冠したワイン生産者です。 当主ヴァンサンの父、ピエールは常に量より質を重視してドメーヌを運営してきました。そして最も重要な事は良質で健康的なブドウ栽培であり、伝統的な技術でワインを造ることだと息子に教えました。ヴァンサンはボーヌで醸造学を学んだ後、スイスとカリフォルニアのワイナリーでも研修を積んでいます。父がムルソー、母がヴォルネイ出身の為、ヴァンサンはバリエーションに富んだ畑を引き継ぎ、1990年に正式にヴィニュロンとなりましたが、それだけに満足せず、少しづつ畑を取得し、現在11haの栽培面積を持つに至りました。ムルソーには畑が6区画あり、ピノ・ノワールが1区画とアリゴテ、シャルドネが5区画の計11haを所有しています。大部分はムルソー村の周囲ですが、ピュリニィ、モンテリー、オクセイ・デュレス、ヴォルネイ、ポマール、ボーヌとコルトンにも所有しています。所有する畑にはムルソーの1級ポリュゾや、コルトン特級クロ・デ・フィエトルも含まれます。 ヴァンサンは、父の教えを守り、常にテロワールの訴えを聞く努力をしています。またブルゴーニュ・ブラン、ヴィラージュから特級まで、幅広いアペラシオンをそれぞれの個性を大切にしながらワイン造りを楽しんでいます。 |
ヴァンサン・ブーズロー Domaine Vincent Bouzereau
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