ドメーヌ・ベルサンDomaine Bersanビオを実践するサン・ブリで最も名の知られた生産者の1人ドメーヌ・ベルサンは、サン・ブリで最も名の知られた生産者の1人に数えられています。シャブリ、コート・ドーセール、サン・ブリ等に合計22haの畑を所有し、6つの品種を栽培。現在はジャン・ルイの後を継いだジャン・クリストフがドメーヌ運営の中心を担っています。ベルサンが所有しているセラーは11~12世紀に建てられたといわれ、分厚い壁に囲まれたセラー内部はエアコンなどを使わずとも気温が12度、湿度が80%というワインの熟成・保存に適した環境となっており、ワイン造りに大きな役割を果しています。 ジャン・クリストフがワイン造りを学ぶうちに有機栽培に興味を覚え、2009年よりビオロジックに転換。2012年にアグリキュルチュール・ビオロジック(ABマーク)の認証を取得しました。有機栽培の取り組みを始めてから自然に振り回されることが増えましたが、ワインの表現力が増しました。他にも、グリーンハーベストを一切行わずに剪定と摘芽で収量調整、病気を防ぐために結実の直後に摘葉を行い風通しを確保、天然酵母による発酵、土壌の流出を防ぐため丘陵に芝を植えるなど、様々な取組みを行っています。ブルゴーニュの北に位置するこのドメーヌからは、冷涼な気候と石灰質や粘土質土壌に由来するフレッシュでフルーティな豊かなアロマをもつ、ミネラルを思わせる風味、果実味、酸味、骨格、深みのバランスが絶妙なワインが生み出されています。 |
ドメーヌ・ベルサン Domaine Bersan
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