【ロマネ・コンティ斜面の最上部から造られる1本！】
シプリアン・アルロー　ブルゴーニュ　オート・コート・ド・ニュイ　2018

これ以上ない好条件が揃った広域キュヴェ

ドメーヌの3代目であるシプリアン・アルローは、「100年に1人の逸材」と呼ばれ、デュジャックやポンソ、リニエといったトップ生産者のひしめくモレ・サン・ドニにおいて、ドメーヌを村No.1の地位へと台頭させた天才醸造家です。栽培にはリュット・レゾネ方式を採り入れ、畑毎のテロワールを最大にまで引き出し、表現しています。

シプリアン・アルローは、これまでシプリアンが自ら農家の方々と栽培を行う「ヴィティカルチャル・ネゴース」のスタイルをとっていたネゴシアンビジネスの「エ・アルロー」プロジェクトがいよいよ円熟してきたことを受け、2019年より自らの名前をラベルに冠し、その品質を保証する、新しく生まれ変わったブランドです。品質もドメーヌものと変わりませんが、ノウハウや哲学、成功や喜びを共に分かち合い、農家へ還元したいという思いからネゴシアンという立場で畑を動かしています。

こちらは、ロマネ・コンティ斜面の最上部に位置するオー・デフォワと呼ばれる、オート・コートにおいて絶好の区画で育てられたブドウから造られたワインです。樹齢60年以上の古樹で、ロマネ・コンティを超える1.1万本/haの超高密植という、これ以上ない好条件で栽培されたブドウを惜しみなく使用しています。フレンチオークでの14～18カ月間の樽熟成（新樽率10％）を経て、澱引きされた後、ノンフィルターで瓶詰めされています。 また、このワインは2019年にビオディナミの認証を取得しました。年々その威力が発揮されており、ビオならではのエネルギー感も引き出されてゆくことが期待されています。

斜面頂上の畑らしい鮮度の高い果実味とミネラル感があり、薔薇の蕾のような艶やかなタンニンがアルローらしい何ともエレガントなワインです！