力強さと優しさがバランスしたジュヴレらしい味わい
デュジャック、リニエ、グロフィエなどトップ生産者が集中するモレ・サン・ドニにおいて、1942年から続く歴史あるドメーヌです。3代目となる当主シプリアン・アルローは、ドメーヌ継承から約10年という早さで、ドメーヌをモレNo.1の地位へと台頭させた「100年に1人の逸材」と言われています。
リュット・レゾネ方式を採り入れ、現在ではほとんどの畑でビオディナミのアプローチを行い、テロワールをより良く表現する為に尽力をしています。醸造は、ステンレスタンクで低温マセラシオン醗酵を行うものの、過度の抽出は避けています。また、SO2を極力最小限しか使用しないスタイルを採用しているため、ピュアな果実味をダイレクトに表現しています。シプリアン氏の品質に対するこだわりの一環として、徹底した選果を行い、基準に満たないブドウや樽は全てネゴシアンに売却するため、必然的に最高水準のものだけが瓶詰される仕組みになっています。
ジュヴレ・シャンベルタン村の北端にあるラ・ジュスティスと、南端にあるレ・スーヴレのブドウをブレンド。シャルム・シャンベルタンの真下という絶好のロケーションに位置するレ・スーヴレのブドウが果実のふくらみを形成し、ラ・ジュスティスがワインに骨格と奥行きを与え、絶妙なバランスをもった味わいに仕上がっています。
ムスクやスパイス、黒い果実のアロマ。はじめは少し閉じた印象ですが、細かいタンニンがあり、かすかなスパイシーさと、柔らかな甘みが感じられます。力強さと優しさのバランスが秀逸な、これぞジュヴレといった味わいです!
品種 |
ピノ・ノワール100% |
色・タイプ |
赤・ミディアムフルボディ |
生産国・地方 |
フランス、ブルゴーニュ地方、ジュヴレ・シャンベルタン村 |
容量 |
750ml |
原語 |
Domaine Arlaud Gevrey Chambertin |