フェヴレの歴史を紡ぐ村名ワイン

フェヴレは、7代に渡って続くニュイ・サン・ジョルジュに拠点を置くドメーヌ兼ネゴシアンで、1825年に創立されました。全生産量の80％は広大な自社畑から造るドメーヌものであり、数ある他のネゴシアンとは一線を画す存在です。

村名ワインの区画は、1928年に植えられた樹もあるほど歴史が古く、3ha以上を所有しています。全房の比率はヴィンテージによって異なり、熟成はフレンチオーク(新樽率20～30％)で14カ月間行われます。

鮮やかなガーネットの色調が美しくグラスを彩り、ラズベリー、ダークチェリー、カシスなどの果実香が広がります。キメ細かなタンニンが溶け込んだ滑らかで豊潤な口当たりで、男性的な骨格がありながらも繊細でエレガントに仕上げられた、バランスの良い味わいです。