マルセル・ラピエールMarcel Lapierreフランス自然派ワインの巨匠フランスの自然派と呼ばれる造り手達から父親のように慕われ、すっかり自然派ボジョレーの代表格のように言われるようになったマルセル・ラピエール。しかし意外にも自然なワイン造りを目指し始めた1978年からの数年は失敗の連続だったと言います。 1980年、自然派ワインの祖と言われるジュール・ショヴェ氏と出会いラピエールのワイン造りは大きく変っていくこととなります。 畑をとりまく自然環境を大切にすることで畑に存在する微生物や酵母を守り、厳しい自然環境の中で葡萄樹はストレスを受け強く育つようになりました。勿論、畑では除草剤や殺虫剤、化学肥料は一切使われることはありません。 2010年に60歳で他界したマルセル・ラピエール。フランス全土で彼の自然派ワインに対する考え方は多くの造り手達に支持され急速に広がっていきました。フィリップ・パカレはマルセルの甥にあたります。幼い頃から肌で学んだマルセルからの教えを今の素晴らしい品質に昇華させています。 |