ブシャール・ペール・エ・フィスBouchard Pere & Fils急速に品質を向上させた老舗ネゴシアンフランス革命より60年近くも前の、1731年に創立されたネゴシアン。 一時は経済的に厳しくなり新しい樽を買うお金もなくなり、名声を落とした時期もありました。しかし、1995年7月、ブシャール家は9代におよび家族経営で継承し続けたワイン造りの哲学を、現オーナーであるジョゼフ・アンリオに託しました。老舗シャンパンハウスの社長であり、ピノ・ノワール種とシャルドネ種を知り尽くしたアンリオは、栽培から瓶詰めまで、すべての工程においてダイナミックな革新を行いました。 アンリオはブシャール社が長い年月をかけて培ってきた人・土地・技術などの貴重な資産を信じ、その偉大なる可能性を誰よりも確信していました。そして、一時はかげりの見えたワインの品質を急速に向上させることに成功したのです。 アンリオは就任以来、名醸畑を買い増し、現在ではコート・ドール最大の130haにおよぶ畑を所有。うち86haをル・モンラッシェ、コルトン、ムルドー・ジュヌヴリエールなどのグラン・クリュやプルミエ・クリュが占めています。 新生ブシャール社は歴史を誇る大手ネゴシアンという側面をもちながら、コート・ドール全域に所有する名醸畑から、テロワールの個性を見事に表現した「本格的ドメーヌワイン」を造り続けています。 伝統を継承しつつ、ブシャール・ペールは常に進化し続けているのです。 |
ブシャール・ペール・エ・フィス Bouchard Pere & Fils
絞り込み