完成度の高い1本！

1868年にサヴィニーの土地を買い、1880年にワイン造りが始まった歴史あるドメーヌです。1988年に4代目当主パトリックが継ぎ、サヴィニーを訪れる者は必ず訪れるべきドメーヌとなりました。その人気は、何よりも生みだされるワインの水準の高さにあります。

タルメットはオー・ヴェルジュレスと地続きながら、真南を向いた強い傾斜で、面積も3ha程度の小さな1級畑です。石灰岩質を中心に、粘土質・砂質が入り混じった土壌で、シモン・ビーズはこの畑の最良の生産者と高く評価されています。

リッチで豊満な味わいは日当たりの良さに由来します。高い標高がまっすぐに伸びる背骨を形成し、余韻にはミネラルが感じられます。さすがというべき完成度の高い1本です！