「限りなくピュアに」という想いを体現した1本

ガロンヌ河支流に面する標高約80mの丘の頂上に位置するシャトー・ティレ・ペの名は、かつてこの丘を目指して連れられた牛が、きつい斜面を登りきった時の安堵感とともに放った「屁」が由来という、一風変わった名前になっています。その名前とは裏腹に、現在13.5haを所有する当主ダヴィッド・バローは、フランス国内で最も注目を集める才能ある若手のうちの一人と言われています！

栽培はビオロジック。収穫量は30～35hl/haと低収量。ラングドックやブルゴーニュ(アンリ・ノーダン・フェランなど)の同士とともに自然派の造りを推奨する会を結成し、土地との対話を重視したワイン造りを行っています。樽に移してからの1年間は「試飲チェック以外は触れない」「澱引きもしない」「清澄もしない」「ミクロオキシジェーションもしない」というこだわりのもと、人為的な介在を最低限に抑え、土地が持つ本来の力を可能な限り引き出しています。

こちらは、限りなくブドウ本来の味わいを引き出す為、SO2ゼロで造られています。「限りなくピュアに」という想いをそのまま体現したような、瑞々しい果実味が印象的な1本です！　赤身肉のローストはもちろん、ソースを使った白身肉のお料理、野菜のタルト、ソーセージやハムなど様々なお食事とのマリアージュが楽しめます！