繊細かつエレガントなクリュ・ブルジョワ！

1932年にクリュ・ブルジョワとして格付けされたこのシャトーは、マルゴー村とムーリス村のほぼ中間に位置するアヴァンサン村にあり、その歴史は1235年にまでさかのぼります。

1987年、日本の「東高ハウス」がその美しい館や庭園に魅入られ買収し、ラベルの変更、畑の整備、発酵室や樽熟成庫の増築、独自設計のステンレス・タンクやターブル・ド・トリ(選果台)の導入、収穫時の選果、区画や樹齢による小ロットの醸造など、大規模な資本注入を行い、一大改革を押し進めました。

紫がかったルビー色の外観で、ブルーベリーやカシス、赤スグリ、甘草のアロマが立ち昇ります。上質なタンニンと控えめな甘さやビターチョコレートの風味が口内を包み込む、繊細かつエレガントな味わいです。