10年の熟成を経た良年2009年ヴィンテージ！

シャトー・マジェンスは、ボルドーの南、グラーヴ地区に位置するシャトーです。進取の精神に富んでおり、1961年には温度調節式のステンレスタンクを、あのシャトー・オー・ブリオンと一緒に初めて導入するなど、ワイン造りに情熱を注ぎ続けてきました。

シャトーではテロワールの個性を最大限に活かすため、天候や畑をデータ分析する最新技術を取り入れ、病害を未然に防いでいます。ブドウ樹の平均樹齢は25年です。ブドウは丁寧に手摘みで収穫された後、温度調節式のステンレスタンクで品種ごとに分けられ4週間発酵を行い、その後同じく温度調節式のステンレスタンクで12カ月間熟成を行います。清澄には卵白を使用し、瓶詰前に濾過します。

熟した赤い果実の落ち着いた香りがあり、タンニンは溶け込んでしなやかな口当たりです。リコリスをはじめとするスパイスのニュアンスも感じられ、10年熟成した事による複雑さと、傑出した年ならではのバランスの良い味わいでついついグラスが進んでしまう1本です！