歴史

第一級格付け「シャトー・オー・ブリオン」、さらに双璧をなす「シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン」、この偉大な両シャトーに挟まれた場所に位置するもう一つのオー・ブリオンが「アラリー・オー・ブリオン」です。

1978年までは「ラ・パッション・オー・ブリオン」という名前でリリースされ、その当時はオー・ブリオンのブドウの一部がブレンドされるという珍しいワインでした。INAOの法改正でブレンドが禁止された以降は、オー・ブリオンのセカンドラベル「バーン・オー・ブリオン」に使用されていたとも言われていましたが、遂に2008年ヴィンテージから正式に「アラリー・オー・ブリオン」として独立したワイナリーとして新たな一歩を踏み出しました。

現在は、シャトー・ラ・モンドットやシャトー・カノン・ガフリエールなどの醸造コンサルタントを務めたステファン・ドゥルノンクール氏を迎え、ワイナリーの改革に着手しています。