シャトー・カンテュスChateau Quintus名門オー・ブリオンが手掛けることで注目される、右岸シャトー。サン・テミリオンのグラン・クリュ・クラッセ格付けの中でも古くから高い評価を受け、1867年のパリ万国博覧会で金メダルを獲得した経歴を持つ「シャトー・テルトル・ドーゲイ」。高い評価を受けつつも知名度が低く、長らく低迷が続いていたこのシャトーを、メドック格付け第1級のシャトー・オー・ブリオンを所有するクラランス・ディロン家が2011年に購入。名前を「シャトー・カンテュス」と改め見事に復活へと導きました。 また、2013年には隣接するグラン・クリュ・クラッセのラロゼを吸収。ラロゼのオーナーであるカイユ家のシャトー・ラルモンも納め、総面積は28haと広がりました。 栽培・醸造には最新技術を取り入れ、収量を厳しく制限することで(ファースト・ヴィンテージである2011年では、全生産量の28%)、高い品質を実現しています。 メルロに最適と言われている右岸のテロワールを、オー・ブリオンがどのように表現していくのか。今後も目が離せない存在です。 |
シャトー・カンテュス Chateau Quintus
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