シャトー・ピュイグローChâteau Puygueraudあのル・パンを手掛けるティエンポン家が所有するシャトーシャトー・ル・パンやヴュー・シャトー・セルタンなど、右岸の超一流シャトーを手がけるティエンポン家が1946年から所有するシャトーです。ボルドー最小のアペラシオン「フラン・コート・ド・ボルドー」に位置しており、シャトーを購入したのは1946年ですが、しっかりと畑の改良を行ったため、初ヴィンテージをリリースしたのは1983年というこだわりをもちます。品質重視で造られるシャトー・ピュイグローのワインは、このボルドー最小のアペラシオンに一躍注目を集めました。 複雑な土壌で構成される67区画にも細分化された畑サン・テミリオンに続く壮大なドルドーニュ渓谷を見下ろす高原に広がる畑には、42haに黒ブドウ、5haに白ブドウが植えられています。67区画に細分化されており、土壌はアステライト石灰岩と泥灰土、粘土でできた下層土と、粘土石灰岩で構成されています。現在、畑の80%をメルローが占め、15%はカベルネ・フラン、5%はマルベックが栽培されています。これらの品種は創設者であるジョルジュ・ティエンポンにとって大切な品種です。白はソーヴィニヨン・ブラン、ソーヴィニヨン・グリが栽培されています。 ピュアなブドウの果実を尊重したワイン造り「何よりも、ワインの中に土壌や区画ごとの特徴を表現したい」というこだわりをもち、畑と土壌を尊重した、人為的な介入のないブドウ栽培を行うことに努めています。畑ではヴィンテージごとに気候や土壌を観察し、そこから導かれる最適な作業を行います。醸造面においても、各区画ごとの特異性に応じた醸造を行っており、ピュアなブドウの果実を尊重したワイン造りが行われています。 |
シャトー・ピュイグロー Château Puygueraud
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