サン・テミリオン特別級

サン・テミリオン特別級のこのシャトーを、ロバート・パーカーは「1993年以降はメドックの第三級または第四級に相当する品質」と評価しています。

旧オーナーはモンブスケに醸造所をおかず、収穫したブドウは全てリブルヌへ運び、そこで醸造をしていました。しかし、新しいオーナーのジェラール・ペルス(シャトー・パヴィも所有)はシャトー購入後、まずモンブスケに醸造所を作り、1994年からワインを造りはじめました。そこで10年足らずの内にサン・テミリオンのトップ・シャトーにまで登りつめ、2000年ヴィンテージはパーカーポイント95点を獲得。 かつての飲みやすいモンブスケからサン・テミリオンのスーパースターへと変身したのです。現在、右岸のスーパー・エノロジスト、ミシェル・ロランがコンサルタントを務めています。

作付面積：メルロー60％、カベルネ・フラン30％、カベルネ・ソーヴィニヨン10％