第1級シャトーの貴重な熟成バックヴィンテージ

1981年は、フィリップ・ド・ローシルト男爵のひとり娘であるフィリピーヌ夫人によって、芸術とワインラベル巡回展が開催されたロートシルト家にとって重要なヴィンテージです。ムートンのエチケットを飾ったアート作品の原画が一般に公開され、この開催をきっかけにこれまで世界各国40以上の美術館で展示が行われました。

乾燥した赤い果実やトーストしたオーク、土っぽさを感じる香りが広がります。タニックで厳格なワインですが、35年以上の熟成を経て複雑味を帯びた深みある味わいに変化しており、第1級シャトーの風格を存分にご堪能頂けます。

エチケットは、ニース出身の画家であり彫刻家のアルマン・フェルナンデスの作品です。彼の作品は破壊した楽器を取り扱ったものが多く、近年のモチーフである叩き割られたバイオリンが色鮮やかに描かれています。