熟成を経た貴重なセカンド！

ファーストのシャトー・マルゴーがカベルネ･ソーヴィニヨンの比率を高めつつあるため、これまでマルゴーに使用していた極上のメルローがセカンドでもあるこちらのパヴィヨン・ルージュに使用されています。

1999年は暑い日差しの夏に時折雨が降り、病害の心配もありましたが、その後乾燥した天候が続いたので、凝縮して成熟したブドウを収穫できました。複雑さ、余韻、濃密さはファーストには幾分劣りますが、バランスよく調和した味わいはファーストにも通じるほどの魅力があります。20年近い熟成を経て、さらになめらかな口当たりとなり、ついグラスが進んでしまいます。

素晴らしい出来でシャトー・マルゴーに非常に近い世界観になっているので、非常にお買い得に感じられます。