完熟したカベルネによるバランスの良さ、甘み

シャトー・マルゴーの復活は、1977年にメンツェロプロス家がシャトーを買収したことから始まります。さらに1983年の総支配人就任以来、シャトー・マルゴーの品質をひたすら高めた人物としてもっとも有名なのが「ポール・ポンタリエ」。彼の功績もあり、80年代に造られたすべてのボルドーワインよりも優れた品質を誇るとまで言われました。

2013年は春の気温が低かったことで萌芽が遅れ、メルローは結実不良が広がり、満足のいくブドウが収穫できなかった為、ブレンドされることはありませんでした。しかしカベルネ・ソーヴィニヨンは十分に成熟し、バランスの良さと甘みをワインにもたらしています。

天候が安定せず、難しいヴィンテージだったからこそ、シャトーの実力は大いに発揮され、極めて良質なカベルネ・ソーヴィニヨンのポテンシャルを感じることができます。

生産量が大幅に減少してしまった2013年。後は更なる値上がりが予想されますので、プリムール価格が反映された今の間に手に入れることをおすすめします！