シルキーで濃密な飲み頃2008年！

メドック格付け第5級のランシュ・ムーサは、シャトー・バタイエを所有するカスティジャー一族が所有しているシャトーです。北にはラフィット、南にはラトゥールが位置する好立地にあります。格付けながら比較的早く飲み頃を迎えるスタイルで、1994年からの品質向上も著しく、軽いスタイルから濃密なタイプへと変化しました。

透明度の高い深いルビーレッドの色調。黒スグリやチェリーのフレッシュな果実と、タバコの葉や下草の混じる繊細な香りを放ち、口当たりはストレートで濃密。円やかでベルベットのような滑らかな舌触りと熟れたタンニンが印象的で、芳醇なボディーとシルキーな余韻がフィニッシュを彩ります。