ドメーヌ・ギベルトー　ソーミュール・ルージュ　レ・シャボデーズ　2021

悠然としたエネルギー感を湛える崇高なワイン

現在ロワールで最も人気の入手困難なワインといわれ、フランス国内の3ツ星レストランほぼ全てでオンリストされるほどの高い品質を誇る、ドメーヌ・ギベルトー。ロワール初のグラン・クリュに認定間近といわれる銘醸畑「ブレゼ」の最上区画を所有しており、この畑からは、ブルゴーニュを彷彿させる素晴らしい味わいのワインが生み出されています。

レ・シャポデーズの畑は、モノポール「クロ・ド・ギショー」の隣に位置しています。石灰岩、砂質、粘土土壌で、1948年に植樹した樹齢70年の古樹のカベルネ・フランが植えられています。ビオロジック栽培で低収量47hl/ha。大樽で12ヶ月間熟成されています。

明るいルビーレッドの外観。チェリーやズベリーなどの赤系果実を思わせる、ジューシーで上品なアロマ。口に含むとスモーキーな風味と繊細な味わいが感じられ、細かく溶け込んだタンニンがワインに滑らかさを与えていす。ルロワのヴォーヌ・ロマネや良年のDRCのロマネ・サン・ヴィヴァンを彷彿とさせる緻密でデリケートな味わい。優美な甘みのある高貴なカベルネ・フランの官能性に包み込まれるのと同時に、悠然としたエネルギー感を湛える崇高なワインです。