果実味と酸のバランスに優れるシュナン・ブラン

1992年、ボルドー出身のティエリー・ジェルマン氏は、マリー女史と共に1991年にロワールに移り、シャルリー・フコー氏(クロ・ルジャール)を師として仰ぎ、1850年に設立された「ドメーヌ・デ ・ロッシュ・ヌーヴ」を取得しました。ティエリー氏は、ワイン評価誌ベタンヌ、旧クラスマン両ガイドで最高評価を得ている数少ない生産者です。

ソミュールでは珍しいシレックス土壌で育つ、手摘み収穫されたシュナン・ブランを使用。4時間かけ空気式圧搾機で圧搾し、4カ月間1,200Lのフードルで発酵が行われます。その後、澱と共に9カ月間熟成。

柑橘系果実の清々しい香りに白いスパイスや火打ち石のニュアンス。リンゴや花梨の果実味と酸のバランスが良く、いきいきとした味わいをお楽しみいただけます。