セロス・パジョンSelosse-Pajonジャック・セロスで修業、当主アンセルムの甥っ子ジェロームジェロームは90年代、アンセルムと一緒にジャック・セロスで働いていました。偉大な叔父と一緒に試行錯誤をし、ワイン造りについて直接教わりました。 その後、結婚を機にジャック・セロスから独立し、結婚相手のパジョン家の畑とセロス家の畑とを併せて「セロス・パジョン」としてスタートしました。 セロスの教えをいかした新世代の担い手エペルネ郊外(中心から南に5~6km)にあるシャヴォー・クークールを本拠とし、ヴァレ・ド・ラ・マルヌのダムリー村、そしてコート・デ・ブランのアヴィーズなどに計6haを所有しています。小さいながらも典型的なシャンパーニュ様式のカーヴで、シャンパーニュのもつ個性をそのままいかした醸造を行なっています。 ブドウ栽培において「量より質」であることを学び、シャンパーニュの品質はアッサンブラージュの技術やエルヴァージュの長さだけではなく、原料である「ブドウの品質」が最も大事だということを学び、きめ細やかな畑の管理方法などを実践しています。 収穫前には必ずすべての区画のブドウを実際に食し、それぞれのキャラクターを把握することで、すでにアッサンブラージュの比率をこの段階でほぼ決定つけることを学びました。 醸造においては、樽の使い方、何よりも樽醗酵中の豊かな香り、そして熟成の過程で刻々と変化する香りに関して、常に全ての樽をチェックし、その年特有の香りを把握することを学びました。 これまで大手メゾンによる企業化されたシャンパーニュ業界に反旗を翻し、革新的な手法で個性的なシャンパーニュを造り、RMの存在感を強烈にアピールしたアンセルム・セロス。ジェロームは彼から理念と技術を受け継ぎ、現在の飲み手環境にバランスの良い形で最高のシャンパーニュを提供しています。 ★畑の中央のリボンのある杭の、向かって右がセロス・パジョン、左がジャック・セロスの畑です。銀座ロオジエさんの中本さんもおススメ |
セロス・パジョン Selosse-Pajon
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