コラン・ギョームCollin Guillaumeモンターニュ・ド・ランスの秘蔵シャンパーニュ「コラン・ギョーム」名門プレスティージュ・シャンパーニュの母樹、天才苗木家アンリ・グザヴィエ・ギョームによって選ばれたピノ・ノワールのルーツ モンターニュ・ド・ランスの歴史ある造り手コラン・ギョームの歴史は、1850年頃にモンターニュ・ド・ランスのリュドでブドウ栽培を行っていた「ジュパン・コラン一族」によって始まります。そして1864年、同じモンターニュ・ド・ランスのシルリーで遂に念願の創業を迎えます。それ以来、6世代にも渡って営み続ける「RC(レコルタン・コーペラティヴ=ブドウ栽培家の協同組合)」として今に至ります。 現当主ディディエ・コランの祖父にあたるロランは、1945年に創設された「リュド協同組合ワイナリー」の創設メンバーの一人で、父ルイはそのリュド協同組合の主宰を21年間ものあいだ務めました。さらに義理の弟は、DRC、ルロワ、クリュッグ、ジャック・セロスなどの超一流の造り手を顧客に持ち、自身が手掛ける「ヴィニョーブル・ギョーム」としてもおなじみの、天才苗木家アンリ・グザヴィエ・ギョーム! 彼の手によって、シャンパーニュ用のピノ・ノワールの穂木に使う母樹用の畑として選ばれたのが、このコラン・ギョームの畑です! 栽培は徹底したリュット・レゾネを実践現在ディディエとドミニク・コラン・ギョームは、4つのコミューンにまたがる合計8haの畑でブドウを栽培しています。そこに植樹されたブドウは、シャルドネやピノ・ノワール、ピノ・ムニエといったシャンパーニュに置ける主要品種だけでなく、アルバンヌやプティ・メリエなどの古代品種も大切に育て、種の保存に力を注いでいます。 この地の持つテロワールを守るべき遺産ととらえ、次世代に向けて保護していくことの必要性を強く感じているディディエは、気候データや丘の定点観測を実施し、さらに24年以上も前からリュット・レゾネを実施しています。単純に農薬や化学肥料などの使用を極力抑えるだけでなく、畝と畝の間に草を生やしたり、畑全体の生態系を意識した自然農法を実践するなど、土壌の保護やテロワールの独自性をより高める工夫を常に行っているのも大きな特徴です。
※コラン・ギョームは「RM(Récoltant-Manipulant)」ではなく、実際には「RC(Récoltant-Coopérateur)」となり、ブドウの栽培農家が加盟する協同組合によってシャンパーニュが造られています。歴史をひもとくと、ブドウの栽培を行っていたジュパン・コラン一族によって始まり、1864年の創業以来、6世代続くRCとなっておりますので、便宜上、弊社ではRMの分類に入れています。どうぞご了承ください。 |
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