10年以上の熟成を重ねる贅沢なミレジメ

1930年からリリー・ラ・モンターニュ村のグローワーとしてブドウ栽培をしてきた名門、ポレ家。4代目当主のオリヴィエ氏は、知的かつ情熱家であり、少量ながら高品質のシャンパーニュ造りを目指しています。約8haの自社畑から、リリー・ラ・モンターニュの特徴の繊細なタッチを表現する「わびさびのシャンパーニュ」を作り出し、通を唸らせています。

2004年は酸主体の良年となりました。果実感は控えめでポレの良さである綺麗な酸を感じる事ができる、とても上品な仕上がりです。

熟したリンゴの皮のような香りが漂い、ピュアな味わいがそのまま熟成したかのようなイメージ。複雑味、コクがありながらも、筋の通った酸味がしっかり引き締めています。香りも味わいも、温度の上昇と共に広がるので時間をかけて楽しみたいシャンパーニュです。