ジャン・ラルマンJean Lallement不変のピノの星! アイと双璧をなすピノ・ノワール最高の土地ヴェルズネイランスの南東、グランクリュがひしめくモンターニュ・ド・ランスの丘陵の中でも、有名メゾンのみならずシャンパーニュ中の生産者がこぞって手に入れたいと望むピノ・ノワールを生むのが、ヴェルズネイ! ピノ・ノワール最高の土地として双璧をなすアイの魅力が芯の強さと密度を備えた大らかさであれば、ヴェルズネイの美点は、北斜面と白亜質の土壌が生む精緻な酸やミネラル感、透明感や伸びやかさ、そして丸く完璧なバランスと気高さといえます。 壮大な酸と骨格は他のどのテロワールにもない唯一無二のものです! ヴェルズネイのTOP生産者ジャン・ラルマンは、現当主ジャン・リュック・ラルマンの曾祖父の代からブドウ栽培を行っており、このヴェルズネイでも1、2を争う最上の区画を所有するRM生産者(レコルタン・マニピュラン)です。 年産はわずか、15,000本程度。1910年よりブドウの栽培を開始、1947年より元詰を始めました。 ラルマン家は、村の中でも最も評価の高い区画を持ちます。斜面中腹にあり、砂や粘土の影響が強い斜面上部と違って、粘土質の表土の下にはベレムナイトが堆積してできたぶ厚い白亜の層が横たわります。 熟度とミネラル感のバランスが素晴らしいブドウが得られる絶好のテロワールですが、それに甘んずることなく、贅沢にもそれぞれの樹で一番出来の良いブドウしか収穫せず、摘み残したブドウは土に還して肥料にしています。 栽培管理も有機肥料を必要時に最低限のみ使用するリュット・レゾネで、テロワールの個性をブドウに反映させています。 醸造方法はいたってシンプルですが、自然酵母を用いてホーロータンクで発酵を行うことで、テロワールの偉大さを鮮明に伝え、同時にマロラクティック発酵で滑らかな質感を引き出しています。 春には瓶詰めする生産者が多い中、ベースワインを夏まで熟成させ、SO2の使用やドサージュを抑えるなど、細部に渡るこだわりの積み重ねにより、ベーシックなブリュット・トラディションですら、評論家の心をつかんで離さない、ヴェルズネイのピノ・ノワールのエッセンスが凝縮されたシャンパーニュを生みだしています。ジャンの人柄のように、芳醇でいて筋肉質、そしてエレガント。これもすべて、ジャンの丁寧な畑仕事、醸造のなせる業です! 味覚と官能を刺激するジャン・ラルマンは、ロバート・パーカー5ツ星生産者、レ メイユール ヴァン ド フランス2014の一人です。今後も入手困難な優良生産者です! |
ジャン・ラルマン Jean Lallement
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