高貴なシャルドネ、クラマン村のテロワールを体現！

ボネールは、コート・デ・ブラン地区にあるクラマン村に多くのブドウ畑を所有するドメーヌです。1932年に設立され、現在ではシャルドネ13haとピノ・ノワール9ha、合計22haものブドウ畑を所有しています。

13haのシャルドネはグランクリュのみで、クラマン村の7haを中心にアヴィーズ村とシュイィ村に合計6haを所有します。年間生産量は200000本。大手のシャンパンハウスと異なり、積極的なマーケティング活動を行わないため、フランスのレストランなどを中心に販売されている隠れた銘品です。

そもそもクラマン村のブドウは、シャンパーニュの格付け以前から特級・メニル村よりも高く最高値で取引されていた事実が示す通り、とても良質なシャルドネを産み出すテロワールです。畑の管理は、有機肥料を最小限使用するリュット・レゾネであり、クラマン村のテロワールを最大限表現する努力をしています。醸造に関しては伝統的な手法で行っており、一時発酵はステンレスタンクで行った後、マロラクティック発酵も100％行っています。

例外はキュヴェ・ヴァリアンスで、新樽で寝かせたものと、ステンレスタンクのものと、50％ずつの割合でブレンドするユニークなキュヴェで、この蔵元の醍醐味を味わえるシャンパーニュです。また、キュヴェ・プレステージは、クラマン村の最も条件の良い斜面にあるブドウで、かつ60年を超える古樹のブドウのみで造られる秘蔵品です。