美しくバランスの取れた2005年！

シャトー・ド・ボーカステルは、所有する70haの畑全てを手摘みし、熟練した職人の手によって選別を行い、高品質な逸品を造りだします。

「ワインは多数の品種がブレンドされているほど、味わいに複雑さが増す」との考えから、ボーカステル家の畑にはシャトーヌフ・デュ・パプの認定13品種のブドウ樹が植えられており、その90％以上を黒ブドウが占め、特にムールヴェードルの可能性に情熱を注いでいます。平均樹齢は65年と非常に高く、ルーサンヌ、ムールヴェードル、グルナッシュに関しては100年以上のブドウ樹も存在しています。

ブドウは手摘みされ、熟練した職人の手によって選別されます。ブドウの果皮は、フラッシュ・ヒーティングシステムで80℃まで加熱後20℃まで冷却し殺菌します。マセラシオンは古典的な手法で、シラーとムールヴェードルは蓋のない木製の大樽、その他の品種はコンクリート・タンクで行われます。

こちらのエノテーク・ルージュは、ボーカステルのセラーで熟成後にリリースされた蔵出しバックヴィンテージです。2005年は甘い果実の香り、フローラルな香りがいっぱいに広がる、複雑で、美しくバランスの取れたヴィンテージです。チョコレートやスパイスのニュアンスもあり、タンニンはやわらかく、絹のような質感です。まだまだ熟成を重ねて楽しみたい逸品です！